脳内捻転

V系・音楽感想が中心。 業者対策のため、現在CM・TBを停止しております。

PVが過去最大級にトチ狂ってるんだぜ


アーティスト名:Dir en grey
シングル名:Agitated Screams of Maggots
発売日:2006/11/15
オリコン最高位:5位



1.Agitated Screams of Maggots:★★★☆☆

美メロを徹底排除、終始スクリームで押し切る超攻撃的ナンバー。
相変わらずヴォーカルはキレまくってて凄い。
更にサビでヴォーカル以外の人間がシャウトに初?参加してますが、普通に上手くて驚き。

気になったのはギターの音が薄っぺらさ。早弾きしろとかそういうんじゃなく、音圧の問題で。
逆にドラムはパワー不足だけど、粒が立っていて良い。
まあ、これはこれでいいのかも。ギターをピロピロ、ツーバスバタバタ言わせまくるDirはDirじゃないと思うのでw

こんな破壊的な曲を日本のチャートの中にねじ込もうとするスタンスには感服しますが、日本人ならではのメロディアスさとか、京の多重人格ヴォーカルだとか、Dirらしさが感じられなかったのが個人的に残念。
この手の曲は海外のバンドに任せればいいと思います。こういったベクトルでもっと凄いのはザラにいる訳ですし。

歌詞はもう怒りを通り越して、ネタになってるようなレベル。
デトロイト・メタル・シティですかみたいな。クラウザー様ですかみたいな。



カップリングには『孤独に死す、故に孤独』『Spilled Milk』『OBSCURE』のライブ音源を収録。
出来は相変わらず酷い。ちゃんと歌ってないのを音源にする意味が分からない。

それに毎回毎回、新曲1曲のために1200円ちょっと飛ばさせるのはどうかと。
1曲のみ収録で500円とか800円とかで売ってくれればいいんですが。
ライヴ音源だけでもライヴの臨場感・迫力が伝わってくるレベルにまでバンドが達してれば全く問題はないんですが、まだそこまでは行ってない。しかもヴォーカルがパフォーマンス重視ですし。

賛否両論な今回のシングルですが、来年2月に出るアルバムを控えての先制パンチ的な役割かと。
「こういう方向で行きますよ」的な。本当にそうなるのかは分かりませんが。

ムックの売り方ってことごとく批判されてるような


アーティスト名:ムック
シングル名:ホリゾント
発売日:2006/11/8
オリコン最高位:13位



1.ホリゾント:★★★★☆

キャッチーな叙情的フォークとでもいうか、フルートのような音色が印象的。
非常に耳ざわりのいい、スッと入ってくる聴きやすいメロディー。
歌詞は単なる季節物というより、ムックの今の立ち位置を歌ってるとも取れるかも。

昔の、負の感情全開な曲が好きなファンには物足りないと思いますが、ムックらしさがある分、個人的には全然アリかと。
ベースがよく動いていて、音が立っているのが個人的に好み。

にしてもムックって、"ほんの少し〜""少しだけ〜"みたいな表現が多いような。
謙虚なのか自虐的なのかw


2.心色:★★☆☆☆
ジャジーで落ち着いた演奏に、感情的なヴォーカルがいい対比になっている。
マイナス方向以外での感情の込め方が着実に上手くなってます。
カップリングだからこそ生きる曲かと。シングルやアルバムでは空気になってたと思う。

3.娼婦:★★★☆☆
原曲よりも若干テンポが速めに。
演奏力の向上などは窺えるんですが反面、原曲にあった狂気が薄れてしまってるのが残念。


●総評
シングルもカップリングもいい曲だと思うんですけど、娼婦が……
元が名曲なだけに勿体無い。
『大嫌い』もそうでしたが、過去の曲のリメイクはことごとく外してるような。

怪物、再誕


アーティスト名:Angelo
シングル名:REBORN
発売日:2006/11/8
オリコン最高位:11位



1.REBORN:★★☆☆☆

ベースソロとフェードインするシャウトのイントロがカッコ良い。
……と思ったら、ギターが入り始めた所で醒めた。PIERROTの『HELLO』、キリトソロの『DECIDE』と酷似したリフ。
歌詞はいい意味で完全にファン向け。間奏前の『upset...upset...upset...now!』が心憎い。

2.Dear[MASTER]:★★★☆☆
キリトソロでいう『PLOT』『INTER CUTTER』みたいなタイプで、それらを足して二で割ったような曲。イントロがほんの少しだけ、SADSの『赤裸々』っぽい気が。
歌詞表現にPIERROT・ソロ時に散々使った言い回しが散見される。

3.DARK SNOW:★★★★☆
収録曲の中でダントツの良曲。泣きのバラード。
ポワポワ鳴っている弱々しい音が綺麗。
キリトが作る雪の曲は名曲が多いですが、この曲も例に漏れず。

4.CRUCIFIX:★★☆☆☆
M-2とタイプが似ている。
サビで無理矢理キャッチーになる、手垢のついた手法がまたここに。
イントロのギターリフがJanne Da Arcの『救世主』に似てる(テンポダウンさせた)と思ったのは自分だけでしょうか。
や、パクリとかそんなんじゃなく。


●総評
ライヴでは既に新曲を披露しているらしいのでまだ断定は出来ませんが、このシングルに関して言えば、早くもネタ切れ感が。特に歌詞とギターリフ。
歌詞は一番と二番で同じ言葉を使い回すケースが昔に比べて格段に増えているし、リフは違いが分かりにくいし。
ギターソロを排除する方向でリフをで押したいなら、それなりに聴かせるリフを作らなきゃいけないのに、それが感じられない。PIERROTやソロで使われたようなものばかり。
逆に歌メロは独特というか、ちょっとひねくれていて良い。あとリズム隊、特にベースがカッコ良かった。
音源で聴くよりライヴで進化しそうな曲達。

週刊少年ジャンプ52号感想

表紙&巻頭カラー:NARUTO
センターカラー:アイシールド21
休載:ONE PIECE

斬、OVER TIMEが共に終了。





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ウケを取りたきゃラブソング歌っとけ歌っとけ

Dir en greyの新曲は初登場5位でした、と。
明らかに周りの曲から浮きまくってますねw

ミスチルやUVERworldといったメンツが幸せだったり切ないラブソングを歌ってる中、"I'll rape your daughter on your grave!!"(お前らの墓の上で娘を犯してやる※意訳)とスクリームしてるようなバンドですから。

てか、この手の曲をシングルで切ってベスト10に放り込めるのなんて、今はDirだけのような(買ってるのはファンだけでしょうが)
逆に海外でなら、トップ10のメンツの中ではDirが一番知名度・売上共にトップなんだろうなと一ファンが負け惜しみを言ってみるテスト。

個人的には、もっとこういう曲に日本のチャートの上位を席巻してもらいたいですね。自分が好きだからとかそういうことを抜きにしても。
Dirのように痛みや怒りを歌うアーティストって、欧米に比べて日本だと受け入れられにくい傾向にあるじゃないですか。
こういったイカれた曲に限らずとも、もっと色んなタイプの曲がチャートに入り混じって、本当に優れた曲だけが上に来られる戦場になって欲しいなと。色んな意味で実現不可能でしょうが。
愛だ恋だ頑張れだ一人じゃないよだと歌うだけが音楽じゃないですからね。


念の為言っておきますと、別に今週のメンツを否定している訳ではありませんので。

「今晩は 素敵なおチビさん 僕らよく似てる」

cat.jpg


家の駐輪場で自転車を止めた時、一匹の猫がこちらをじっと見ていました。
しゃがみ込んだら、とてとてと接近してくる猫。

ふと僕の中に浮かぶ、幾つかの選択肢。

1.↑+強キック(サマーソルトキック)
2.手持ちのアイテムを与える
3.撫でてみる
4.いきなり吠える
5.撮影


トップに画像を出しちゃってるのでバレバレなんですが、まず5を実行。
旧型の携帯なので画質がよくないのがアレですが。

ただこの猫、何故か僕に顔を見せてくれないのです。
尻尾を向けてペシペシやってくるのです。
だから写真も背を向けた映像が。

ちなみに尻尾をペシペシやってた位置は丁度僕の股間。
ある意味尻尾と尻尾のコミュニケーションって奴ですね(最悪)



ひとしきりコミュニケーションを楽しんだ後、急に僕は↓のような画像を撮影したい衝動に駆られました。






.._ .......、._    _ /:/l!
 :~""''.>゙' "~ ,、、''‐'、|         _
゙、'、::::::ノ:::::::_,.-=.  _〜:、         /_.}'':,
 ``、/:::::::::__....,._ `゙'Y' _.ェ-、....._ /_゙''i゙ノ、ノ またまたご冗談を
 ,.--l‐''"~..-_'.x-='"゙ー 、`'-、 ,:'  ノ゙ノブ
"   .!-'",/  `'-‐'') /\ `/ でノ-〈
 .-''~ >'゙::    ‐'"゙./  ヽ.,'   ~ / 
   //:::::       ',    /    ,:'゙





撫でても逃げなかったので、意を決して抱きかかえようとしたら逃げられました。
腕の中もがいて、必死で引っ掻いて、孤独という名の逃げ道を走られました。
「生まれて初めての優しさが、温もりが、まだ信じられないんだろうか」と思ってついていこうと思ったんですがやめました。
僕は絵描きじゃないですし。
そもそも相手は黒猫ではないですし。

週刊少年ジャンプ51号感想

表紙&巻頭カラー:BLEACH
センターカラー:ToLOVEる




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テイルズにおける男性ヴォーカルの主題歌は神曲の法則

PS2版テイルズオブデスティニーの発売日が一週間遅れてしまったようで。
サモンナイト4と被っちまったじゃあねーか!
夢であるように何度も願ったのに。発売日が伸びませんようにと。
一週間以内でとりあえず一回クリアして、サモンナイトを迎えようと思ってたんですが。

そういえば先日買った、PSP版ファンタジアも途中で放置しちゃってます。
弟に「やらないなら貸せぃ!」と奪われるし。

そういえばテンペストやってないんですよねぇ。
DS持ってないし。探しても見つからないし。駄作って話だし。

永遠の純白

今、こうやって生活している自分は本当の自分じゃなくて、

本当の自分は真っ白な病室の、真っ白なベッドの上で、

伸びた髪と枯れ木のように痩せこけた身体を横たえ、

ただ生きる為だけに幾つものプラグを繋がれて、

浅い水面を寄る辺なく漂うように、意識は常に朦朧としていて、

時折覚醒するけど、薄い笑いを延々と垂れ流してるだけで、

血縁者も介護者も既に匙を投げ、生きる廃棄物扱いするけど、

それをうっすら自覚しながら、

嘲笑しながら自分は、

今日も、

明日も、

これからも、

こうやって緩慢に生き続け、

そして死んでいくのだろう。





という夢を見ました。
どんな夢だよ。

このブックレット何とかならねぇのかよ!散らばるんだよ!


アーティスト名:PIERROT
アルバム名:ID ATTACK
発売日:2003/7/23
オリコン最高位:6位



1.a pill:★★☆☆☆

今までのアルバムではトップに壮大な曲を持ってくることが多かったが、今回はこじんまりとした感じ。
イントロがコカコーラっぽい打ち込み系ロックだが、リズムが単調。

2.PSYCHEDELIC LOVER:★★☆☆☆
シングル曲。少しメロコアっぽい軽快なポップロック。
ポップにしたことで全体的に薄くなってるのがマイナス。

3.DAYBREAK:★★★★☆
前曲とは正反対の、攻撃的なラウドロック。
強靭なリフの中に粒の利いたドラムが映える。
鬼気迫るBメロがカッコいいが、サビが少し滑り気味。

4.Upper flower:★★★★☆
ポップなメロディーの中にも異質さが潜む、ある意味彼らの王道アレンジ。
シンプルなバッキングに変なクリーンアルペジオがいい意味でミスマッチ。

5.ネオグロテスク:★★★★☆
シングル曲。
リフの立った非常に攻撃的なロックナンバーだが、歌詞が余りに直接的過ぎて萎えるので減点。

6.革命の黒い翼:★★★★★
良曲。狂騒的なグルーヴがいかにもPIERROT流。
サビ直前のほんの一瞬、溜めが入るのが絶妙。

7.ACID RAIN:★★★★☆
前作(HEAVEN)の『AUTOMATION AIR』的なポジション。イントロの機械的な音が面白い。
そしてサビやアウトロでは泣きのギターフレーズが炸裂する、ツボを抑えた作り。
ヴォーカルが足を引っ張ってるのが残念。高音部をしっかり歌いきれてない。
次曲への繋ぎが良い。

8.HILL−幻覚の雪−:★★★★★
シングル曲。
ヴィジュアル系王道のメロディアスハードロックだが、タイトな演奏にストリングスが非常に綺麗に絡まっている。
歌詞は旧約聖書のアベルとカインがモチーフで、『メギドの丘』『AUTOMATION AIR』の流れを汲む。

9.GOD BLESS ×me××××:★★★☆☆
隙間を入れた細かいリフが印象的。
歌詞はアメリカへの皮肉と、PIERROTとしての決意表明というダブルミーニングかと。あえてmeの部分を伏せなかった所を見ると。

10.MORNING JUNKY:★★★★☆
M-3やM-6をより狂的にしたような曲。
ヴォーカルが少し演奏に押し負けてるか?
あと歌詞が微妙にダサいのが難点。

11.薔薇色の世界:★☆☆☆☆
シングル曲。ひたすらポップ。
パワーコーラスがそれなりに映えているが、やっぱり詞・曲共に退屈。

12.ANSWER:★★★☆☆
午後の穏やかな青空をイメージさせるミドルナンバー。
アルバム曲だからこそ活きた曲。歌詞が痛切。
M-7同様、ヴォーカルが高音部を綺麗に歌えてない。


●総評
前作までのストーリー性を捨てた今作だが、アルバムとしてはしっかりまとまっている。
コンセプトを付けるなら"様々な対象への攻撃"、"ドラッグ"。歌詞の劣化も次アルバムよりはマシとはいえ、少し粗が出てきた印象。
そして前作に比べ、ヴォーカルの歌唱力が低下しているのが難点(特に高音が酷い)

じゃあこっちは天国篇かよ!


アーティスト名:PIERROT
アルバム名:HEAVEN -THE CUSTOMIZED LANDSCAPE-
発売日:2002/4/24
オリコン最高位:7位



0.PARADOX:★★★★☆

隠しトラック。1万枚限定で発売されたシングル。
高音で歪ませたギターがカッコ良い。
彼らの得意な静と動の緩急を使ったタイプの曲だが、演奏力の部分で過去よりも大分成長している。

1.HEAVEN:★★★★★
スケール感重視のオープニング・ナンバー。
クリアなアルペジオと濁ったバッキングの対比が美しい。
歌メロもいい意味でキャッチー。

2.新月:★★★★★
約2分半を一気に駆け抜けるロックナンバー。
彼らにしては珍しく正統派サウンドで、非常にカッコ良い。

3.DRAMATIC NEO ANNIVERSARY:★★☆☆☆
シングル曲。ここから歌詞が弱くなっていったような……
ディスコビートを基調としたデジタルロックだが、フレーズはシンプルというより安直。

4.HOME SICK:★★★★★
美しさと痛々しさが混ざった叙情的なバラード。
エフェクトのかけ方がいい感じ。
歌詞は胎内回帰願望?

5.LOVE & PEACE:★★★☆☆
タイトル通りの曲調になる訳もなく、ギターシンセが大活躍する狂騒ナンバー。
サビで無理矢理キャッチーにしてる感もあるが、まぁ許容範囲かと。

6.COCOON:★★★☆☆
シングル曲。クリスマスソングを意識したらしく、非常にポップ。
単品でならともかく、アルバムに組み込まれるとインパクトが弱い。
あとこの手の曲にはヴォーカルの声が合ってないような。

7.BELIEVER:★★★☆☆
宗教対立を皮肉った歌詞。相当の自信作らしいが、秀逸という訳でもない。
むしろ曲構成が面白い。サビはインパクト大。

8.AUTOMATION AIR:★★★★★
『メギドの丘』などに代表される"丘シリーズ"の一員。
打ち込みのようなドラムから次々音が入っていく、彼らにしては珍しい構成。
無機質なのに叙情的なミディアムバラード。見事に新境地を開拓した名曲。

9.壊れていくこの世界で:★★★★☆
シングル曲。ギターが非常に綺麗なバラード。
淡々と盛り上がっていく曲展開も個人的に好みだが、ヴォーカルの歌唱力が曲についてこれてない。
歌詞は多分9.11テロからインスピレーションを得たと思われる。

10.OVER DOSE:★★★☆☆
タイトル通りドラッグがテーマ。音の中毒性、イカれっぷりはアルバム中トップ。
しかしいくら何でも「俺が神になる」という歌詞はどうかと。

11.REBIRTH DAY:★★★★★
ポジティブな曲調のロックナンバー。
"背中合わせの絶望と希望"という、彼らの特性が表れている良曲。
Aメロの部分、最初は優しい歌い方なのに最後「そんなこの世の終わり」と落とすのが彼ららしい。

12.BIRTHDAY:★★★★☆
『FINALE』から始まったストーリーはここでエンディングを迎える。
アコギとストリングスをフィーチャーした優しいバラード。余韻が残るラストは逸品。

ex.SUPER STRING THEORY:★★★☆☆
隠しトラックその2。新しい物語のプロローグ的なポジション。
突き抜けたキャッチーさがあるが、狂気的な要素は全くない。


●総評
アルバム三部作の完結編。
バラエティ豊かかつアルバムとしてのまとまりもあり、完成度は高い。
過去2作に比べると随分キャッチーになっているが、彼ら特有の毒気は無くなっておらず、一筋縄では行かない作り。
シングル曲が少し弱いのが欠点。

ダンテの『神曲』で言う地獄篇みたいなもの?


アーティスト名:PIERROT
アルバム名:PRIVATE ENEMY
発売日:2000/11/22
オリコン最高位:14位




1.THE FIRST CRY IN HADES(GUILTY):★★★★☆
性悪説に通じる絶望的な歌詞。
イントロがかなり長いが、序盤から段々と盛り上がっていく様は秀逸。

2.CREATURE:★★★☆☆
シングル曲。イントロや音作りに多少アレンジが施されている。
ダークに疾走する曲だが、原曲のソリッドさが損なわれているのがマイナス。ギターの音潰し過ぎ。
いかにもPIERROT節なリフや間奏のソロがカッコ良い分、余計に残念。

3.ENEMY:★★★★★
スリリングでタイトなロックナンバー。いい意味でコンパクトに纏まっている。
個人的には受験戦争ソング。やらなきゃやられるぞ、と。

4.MASS GAME:★★☆☆☆
うねるようなリフが延々と流れるのが印象的。
歌詞で触れている、全体主義への遠回しな皮肉とかけてるのかと思われ。

5.AGITATOR:★★★☆☆
シングル曲。マリリン・マンソンの何かの曲に似ている。
リズムが2拍子→4拍子→2拍子と変わっていくのは面白いけど、テンポが遅いので間奏やアウトロが冗長に感じられる。

6.不謹慎な恋:★★★☆☆
ストーカーソング。囁くような歌い方がポイント。
この手の変態な曲にはキリトの声質はもってこいかと。

7.Waltz:★★★☆☆
タイトルに反してリズムは4拍子で、彼等にしては単純な刻み方。
むしろ主役はギターで、サビでシーケンスするギターが耳に残る。
歌詞は多分ファンとバンドの関係性を俯瞰したものだが、表現が少しエロス。

8.パウダースノウ:★★☆☆☆
原曲の無機質さは鳴りを潜め、より悲痛さを強調したアレンジ。
これも原曲の方が良いかと。アレンジ(というかギター。リズム隊はまだ良い)が弱い。

9.ゲルニカ:★★★★☆
狂気を前面に押し出したタイプの曲。
場面ごとに静と動を行き来する緩急の付け方がとても良く、歌詞表現も見事にと場面に合わせられている。
Bメロでのヴォーカルの弱さを演奏隊で上手くカバーしている点はグッド。

10.FOLLOWER:★★★★★
ガレージ感が強い狂騒ナンバー(ドラムはガラクタを組み合わせて叩いてるそう)
歌詞はAGITATORと対をなしており、追従者が先導者を操っているという構造。
この曲も『青い空の下…』同様、オウム真理教のことを歌ってるとか。

11.Analyze Chat「FREAKS」
次の曲への前フリ。
空疎なワイドショーのような寸劇。

12.FREAKS:★★★★☆
攻撃的なパンクロック。
「更生が目的なら殺すことも出来ないだろう」と、少年犯罪への嫌悪をズバっと一言。
しかし実際こう思う人間も多いのでは。
歌メロの構成が変。Aメロではラップのようなものを披露し、サビでは急にキャッチーに。

13.ATENA:★★★☆☆
非常にポップ。広がりのあるメロディーで、ずっと鐘のような音がリフレインしている。
しかし歌詞が捉えようによっては非常に危険。突き抜けてるが故の怖さとでも言うか。

14.神経がワレル暑い夜:★★★★★
シングル曲。
歌詞はさほどでもないけど、サウンドが素晴らしい。
メロディーの詰め込み方が非常に緻密。特にドラムが大変な事に。

15.THE LAST CRY IN HADES(NOT GUILTY):★★★☆☆
タイトル通り1曲目と対になっているが、別にポジティブな歌詞ではなく、どちらかというと絶望的。罪を背負って生きなきゃいけない、といった感じ。
サウンドはアルバムの中ではあまり凝ってないというか、肩の力を抜いて作られたような印象。


●総評
前作『FINALE』とはカラーを変え、ダークな空気感で統一されている。
歌詞は『Newborn Baby』で誕生した主人公の変遷を描いており、相変わらずシナリオはカッチリ構成されている。そこに社会風刺を盛り込んでいたり、ダブルミーニングも抜け目無し。
欠点を挙げるなら、曲のアレンジがことごとく裏目に出ていること。
原曲の良さを殺してしまっていたり、ギターの音を無駄に潰し過ぎていたり(それがプラスになっている曲もあるけど)

何の大魔法ですかこれは


アーティスト名:PIERROT
アルバム名:FINALE
発売日:1999/7/7
オリコン最高位:5位




1.FINALE:★★★☆☆
始まりの前の終わり、といった感じ。
冒頭は映画のタイトルロールのようなSEで幕を開け、全体的に大仰。

2.ハルカ…:★★★☆☆
シングル曲。
組曲のように展開が次々変わっていく曲で、サビの解放感が綺麗。
リフレインするギターが歪。

3.CREATIVE MASTER:★★★☆☆
人間の興亡を客観的にというか、上から見た視点の歌詞。
ギターソロがカッコ良いロックナンバーだが、個人的にはもう少し疾走感が欲しい所。

4.カナタヘ…:★★★★☆
タイトル通り、『ハルカ…』と対になっている。
こちらは近未来的な世界観の歌詞で、サウンドは疾走系で閉塞的。
押さえ付けられていた歌メロがサビで開放されるのが気持ちいい。

5.ECO=System:★★☆☆☆
ここらで小休止といった感じにゆったりとしたバラード。
歌詞は良いけどサウンドが退屈。唯一ブリッジでのツインギターの掛け合いが聴き所。

6.MAGNET HOLIC:★★★★☆
少しだけデジタルチックなロックナンバー。
エフェクトをかけまくったギターが印象的で、歌詞も未来的。

7.MAD SKY−鋼鉄の救世主−:★★★☆☆
シングル。多分一般人の知名度が最も高いであろう曲。
各パートの絡みや音作り、大ラスでのコーラスなど、良く考えて作られてる感じはするんですが、凝り過ぎて逆にパンチが弱い。

8.SACRED:★★★★☆
バラード。ある意味での子守唄。
前曲とは逆に、この曲ではアレンジの凝り具合が成功してる(パーカッション、女性コーラスなど)

9.ICAROSS:★★★★★
異国情緒的な匂いが強い。
個人的なイメージはシャーマン。装飾を施して燃え盛る炎を前に一心不乱に踊ってるような、そんな感じ。
鬼気迫るグルーヴは非常にカッコ良いが、イントロ前のソロパートはもっと音量を上げて欲しい。
よく聴こえないし、再生プレイヤーの音を上げると、いきなりイントロが始まってビックリするしw

10.ラストレター:★★★★★
シングル曲。音の隙間を大事にしたバラード。
特攻隊が遺した手紙をモチーフに桜と絡めた歌詞が非常に切なく、儚くて美しい。
文章表現も詩的で、歌詞だけ抜き出しても成立するくらい。

11.クリア・スカイ:★★★☆☆
デビューシングルだが、よりバンドサウンドが強調されたり、間奏後に歌詞が追加されたりと、大幅なアレンジが施されている。
シングル版に比べ毒気が薄まったような感じだが、個人的にはこちらの方が好き。

12.CHILD:★★★★☆
このアルバムのエンディング。
破滅からの再生、絶望からの決別を歌った力強いバラード。
大ラスでの盛り上がりは感動。

13.Newborn Baby:★★★☆☆
次のアルバムに向けての次回予告のようなもの。
何というか、リズムといいコード進行といい滅茶苦茶な曲。
まあ、この不協和音一歩手前の危うさが彼らの持ち味だった訳ですが。


●総評
まず、歌詞は非常に良い。アルバム通して一つの物語として成り立ってるし、次への布石も打ってる周到ぶり。
逆にサウンド面がインディーズ時代に比べて弱くなった印象。
バラエティ豊かになったのはいいけど、インディーズの時に感じられた狂気的なまでの音の組み立てに対する拘りが大分薄まってしまっている。特にリズム隊が顕著。
あと、バンドサウンドを求めてる人にはちょっと物足りなく感じられるかも。
興味ない人に勧められるほどの名盤でもないが、V系がある程度好きで歌詞を深読みするのが好きな人にはお勧め。

TAKEOの髪型がポリゴンみたいだ


アーティスト名:PIERROT
シングル名:Screen
発売日:1998/4/22
オリコン最高位:36位



1.Screen 1 トリカゴ:★★★★★

他の曲よりシンセギターがフィーチャーされている。
個人的にPIERROTの全楽曲でベスト3に入る出来。彼らにしか出せない独特の空気感。
余韻を残すようなラスト、そして次曲へと繋ぐノイジーなギターの入れ方も素晴らしい。

2.Screen 2 VITRUAL AGE:★★★★☆
ノイジーでカオティックなサウンド。
そこに不安定で全体的に低めの歌メロが上手くマッチしている。
3曲ともそうだけど、これは特に歌詞が凝っているような印象。

3.Screen 3 残酷な夜:★★★★☆
タイトルとは裏腹に、幻想的な優しいバラード。
歌詞は前任ヴォーカルに当てたものらしいが、戦争で『彼女』を失った『僕』の詞とも取れるかも。


●総評
インディーズのラスト音源だが、解散してしまった今全音源を聴き返してみると、ここが一つのピークのようにも思える。
このクオリティをメジャーでも維持できていれば、本当にXやルナシーに並ぶバンドになれていたかも。

職場に攻撃的メロディーを流したい

ここ最近で入手した音源群。

●Angelo/REBORN
●ELLEGARDEN/ELEVEN FIRE CRACKERS
●シド/play
●ムック/ホリゾント
●ガゼット/Filth in the beauty
●ガゼット/REGRET
●Go!Go!7188/パレード
●絢香/三日月
●絢香/Real Voice
●絢香/melody
●絢香/I Believe


あとTourbillonとFLOWの新曲も入手する予定。

それぞれまだ一、二回ぐらいずつしか聴いてないんですが、エルレガーデンは凄く良かった。演奏がカッコいいし、ヴォーカルの英語の発音も綺麗。
アンジェロは予想してたより良かった、といった所。
ムックはキャッチー路線だけど変にポップに走ってない分、『謡声』よりは全然良い。
シド・ガゼットは予想以上でも以下でもなく、こんなもんかなと。
Go!Go!〜は聴き込まないと味が出てこなさそう。
絢香は知り合いの強いプッシュを受けてシングルを一通り入手しましたが、特に良くもなく悪くもなく、といった感じ。
歌唱力に優れてるという話をよく聞きますが、傑出してる訳でもないかなと(確かに年齢の割には上手いですけど)

週刊少年ジャンプ50号感想

表紙&巻頭カラー:ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
センターカラー:エム×ゼロ
読み切り:ギャグマンガ日和(増田こうすけ、月刊ジャンプから参戦)
休載:テニスの王子様





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ブックレットの撮影時、目を傷めなかったのだろうか


アーティスト名:PIERROT
アルバム名:CELLULOID
発売日:1997/9/3
オリコン最高位:63位



1.セルロイド:★★★☆☆

雑踏の音と重い扉が開かれるSEで幕を開ける。
重厚で、とにかく変なリズムが特徴的。人間が叩くリズムではないと思う。

2.Adolf:★★★★☆
ファンにとっての代表曲と言える、タイトル通りヒトラーの思想を歌ったダーク系ロックナンバー。
ブレイクのドラム、シンプルだけど一筋縄で行かないリードギターとカッコ良いポイントが満載で、代表曲として恥ずかしくない出来。
ライブで観衆が一斉にキリトの振り付けを真似る光景は圧巻。

3.脳内モルヒネ:★★★★★
ダークでポップ、正に初期PIERROTの王道、そして彼らにしか出来ない楽曲。
ネガティブなようでポジティブな歌詞、テーマの着眼点も秀逸。

4.Twelve:★★★★☆
ストレートな疾走系ロック。
サウンド面では彼らならではのオリジナリティはあまり感じられないものの、サウンドの完成度は高い。
歌詞は普通のラブソングに見えるが、壮大な周期での巡り会いを歌っている。
だからTwiceじゃなくてTwelve(12月、12時など、12という数字は一巡りの象徴)なんだそうな。

5.鬼と桜:★★★☆☆
"和"のイメージを大事にしたバラード。
静と動の緩急を上手く使って、グロテスクさ=鬼と美しさ=桜、を体現している。
割と白玉が多いので、テンポ以上にゆったりとした印象。

6.HUMAN GATE:★★★★☆
ラストでガラっと一変、一条の光を見出したようにポジティブな曲調へ。
歌詞もアルバムの中では一番分かりやすく、表現もストレート。
割と普遍的な名曲の部類に入るかと。
『セルロイド』とは逆に、扉の閉ざされる音で幕を閉じる。


●総評
『パンドラの匣』をより洗練して圧縮したようなアルバム。
曲のタイプが多様ながら世界観が崩れてないのは大いにプラス要素。
そして録音環境もデジタルになり、改善されているw
インディーズとしては別格の完成度で(同世代の他のインディーズバンドと聴き比べると分かる)このミニアルバムを最高傑作に挙げる人間も多い。

週刊少年ジャンプ49号感想

表紙&巻頭カラー:家庭教師ヒットマンREBORN!
読み切り:LEGEND TOWER(麻生周一)
休載:NARUTO、D.Gray-man





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微エロスの匣


アーティスト:PIERROT
アルバム名:パンドラの匣
発売日:1996/7/27
オリコン最高位:−



1.自殺の理由:★★★★☆

のっけからインパクト大なタイトル。
冒頭で遺書のような内容を呟いている。
サビに近づくにつれてサウンドのテンションが落ちるタイプの曲なので、馴染むのに時間がかかるかも知れないが、良曲。

2.青い空の下…:★★★★★
静と動を交互する展開が、良く練られたサウンドと組み合わさっていて秀逸。
歌詞はオウム真理教について。ストレートに書かず、あくまで捻ってある("シヴァ神"にはちょっとどうかと思うけど)
この頃は良かった……

3.利己的な遺伝子:★★★★☆
左右のチャンネルからうねるように鳴るギターが特徴的だが、音源がアナログ録音なので効果が今一つなのが残念。
彼らの曲の中では割とベースが目立つ。間奏にソロもあるし。

4.KEY WORD:★★★★☆
根幹は西洋的だけど、ちょっぴりエスニックっぽい要素も含まれてるような。
ドラムがちょっと無理しすぎてる感もあるが、頑張ってると思う。
ヴォーカルの歌い方が全然違うが、後期以降に目立つがなるような歌い方より、こういう妖艶な歌い方の方が合ってると思う。

5.ドラキュラ:★★★☆☆
イントロが約1分半と長い。しかもリズムが変わってる(7拍子か9拍子?)
タイトル通りドラキュラの悲哀を歌った曲で、アルバムの中ではV系色が強い。
が、ヴォーカルの滑舌の悪さが気になる。
キリトは喋りはともかく、歌は滑舌が悪い方ではないはずなんですが。

6.満月に照らされた最後の言葉:★★★☆☆
マイナーコードで疾走する、ストレートなロックナンバー。
イントロがファミコン時代のロックマンのBGMっぽい。
歌詞は前任ヴォーカルに向けた物らしいが、今聴くと解散直後のPIERROTの心境ともリンクしてるとも取れる。

7.Far East〜大陸に向かって〜:★★★☆☆
楽器がほぼシンセだけと、彼らの楽曲の中でも特に異彩を放つ。
こういうシンプルなバラードはヴォーカルの歌唱力が勝負で、決してキリトのヴォーカルは上手くないんですが、不思議な説得力があって世界観に引きずりこまれてしまう。

8.メギドの丘:★★★★☆
詞の世界観が後の"丘シリーズ"の楽曲へと次々リンクしていく、重要なポイントとも言える曲。
サウンドは割とメロディアス。盛り上がりに欠けるとも取れますが(どの曲もそうだけど)、これはこれで全然アリかと。

9.SEPIA:★★★★★
アルバム中、一番分かりやすくてストレートな曲。
しかし完成度もアルバム中トップ。最初から最後まで隙がない。
歌詞は前向きな失恋バラードなんですが、『満月に〜』同様、解散した今この曲を聴くと、詞が悲しいくらいリンクしてる。
ちなみにラストライブの最後に演奏されたのはこの曲。

10.「天と地」と「0と1」と:★★★★☆
最後を飾るのは壮大なスケールのミディアムナンバー。
イントロの、アコギを使って出した荒涼感が怖いと同時に美しい。
歌詞が非常に難解ですが、多分旧約聖書の"ノアの箱舟"がモチーフかと。最後に水音のSEが入ってるし。


●総評
演奏・歌唱は未熟だわ、アナログ録音で音質が悪いわとまるでいい所がないかのようですが、それを補って余りあるくらい詞の世界観やサウンドが作り込まれている。
一風変わったツインギターの絡みと、変なリズムが耳を引く。
邦楽界でありがちな、サビで一気に盛り上がる曲がほぼ皆無なのも、彼ららしいひねくれぶり。
各メンバーが100%以上の実力を振り絞って作られた名盤。

外国人の子供をジャケットに使う手法って結構よく使われてるような


アーティスト:Janne Da Arc
アルバム名:ANOTHER SINGLES
発売日:2003/9/18
オリコン最高位:12位




デビューシングル『RED ZONE』のカップリング『seal』から、当アルバム発売時点での最新シングル『餓えた太陽』のカップリング『MEDICAL BODY』と、インディーズ時代の曲『Who am I?』を収録したカップリングベスト。



1.seal:★★★★☆
サウンドへの拘りが凄い。特に各パートの細かい刻み。相当作り込んだ物と思われ。
感想の英詩ラップはもっと強調してもいいんじゃないかと(ライブでは強調してるけど)

2.FAKE:★★★★★
パチスロでスった男の歌。
こう書くと変な歌に思われるかも知れませんが、サウンドは極上。
全編に渡りギターが大活躍。最初は大人しく後方支援に徹してるのに、段々主張が激しくなってきたり。

3.Vanish:★★★☆☆
割とストレート。そこはかとなく90年代前半〜中期のビーイング系ロックバンドの香り。
彼らの歌詞にしては珍しく、少し捻った描写がある。

4.Vanity:★★★★★
メロスピとJ-POPを足して2で割ったような感じ。
好き勝手やってるギターが良いです。

5.Image or...:★★★☆☆
「全てを詩とリンクさせないで」という、yasuのメッセージソング。
曲は普通のポップロックといった感じで可もなく不可もない、といった所。

6.differ:★★☆☆☆
ポップにすることでかえって完成度を落としてるような。
もっとマニアック方向に走れば化けたかも知れない。

7.Blue Tear〜人魚の涙〜:★★☆☆☆
航空会社のイメージソングに使われそうなくらい爽やか。
あまり作り込まれた感じがしない。言っちゃ悪いが捨て曲っぽい。

8.ナイフ:★★★★☆
サビの歌詞の通り、"殺意にも似た愛情"を歌った曲。
ハイトーンなヴォーカルと女性視点の歌詞が非常に相性が良い。雰囲気が良く出てます。
ピアノをメインにした静かなメロディもよく合っている。

9.GUNS:★★★☆☆
ツーバス踏みまくったメタルナンバー。
今のテンポでも結構速いけど、個人的にはもう少しスピードが欲しかった所。
でもギターソロ→ブレイク後のギターソロ→キーボードソロといった三段構えの間奏は凄くテクニカルで凝ってる。

10.Dear my...:★★★★☆
自分で自分を励ましソング。
これが他者に向けた詞だったら押し付けがましいと思うんですが、自分自身に言い聞かせてるんだなと思うと何故か納得w
ちなみに『Z-HARD』収録Verとは違い、バンドサウンドでのアレンジになっている。
個人的にはこちらの方が好き。

11.MOTHER BRAIN:★★★★☆
アルバム『ANOTHER STORY』のプロローグと取れる破滅的な歌詞。
歌詞通り、サウンドもカオティックで次々展開が変わる。
曲展開というより、フレーズ単位で目まぐるしく変化していく感じ。
ただ間奏のギターソロがSIAM SHADEの『GET A LIFE』に酷似。

12.QUEEN:★★★★☆
主人公の女性を飼い慣らしてるつもりの男だったが、逆に男の方が飼われてたと、そんな歌。
最後のサビの歌詞で"私から離れられないことをあなたは気付かない"と、どんでん返しが起こるのが上手い。
気怠く、少しだけジャジーな演奏、艶かしいヴォーカルもマッチしている。

13.answer:★★★☆☆
彼らの曲にしては珍しく、終始キーが低音。
というかサビが低音なのってこれと『in silence』くらいの気がする(2006年11月現在)
低音なせいで盛り上がりがないとも取られがちだが、音作り自体は捩れるような変拍子を織り交ぜたりと、凝っている。

14.MEDICAL BODY:★★★☆☆
冒頭から金切り声に近い絶叫が入る、フュージョンっぽい曲。
"石は磨いてもダイヤにならない"など、ぶっちゃけた歌詞が素敵。ちなみにテーマは整形。

15.Who am I?:★★☆☆☆
V系のインディーズバンドがよくやりそうなダークな曲。
間延びした感じのメロがサウンドを殺してるような。
あと歌詞が手抜きしすぎの感も。


●総評
カップリングは割とバリエーションに富んでいて、オリジナルアルバムに近い感覚。
シングルスを聴くくらいならこちらを聴くべき。

鼻毛が飛び出してなくて良かったね


アーティスト:Janne Da Arc
アルバム名:SINGLES
発売日:2003/9/18
オリコン最高位:8位




デビューシングル『RED ZONE』から、当アルバム発売時点での最新シングル『餓えた太陽』と、インディーズ時代の曲『Legend of...』を収録。

●DISC1

1.RED ZONE:★★★★★

デビューシングル。
演奏に気合が入ってるというか、音の詰め込み方が凄い。

2.Lunatic Gate:★★★★☆
エロくてハードな曲調という、彼らの王道的な曲。
とにかくVoがしんどい。

3.EDEN〜君がいない〜:★★★☆☆
割と知名度が高いシングル。
ポップで聴きやすい分、サビが単純。

4.Heaven's Place:★★☆☆☆
甘ったるい歌詞のバラード。
個人的にはあまり面白みがないです。

5.will〜地図に無い場所〜:★★★★☆
力強いバラード。シングル曲。
割と王道ながら、終盤で二段階キーが上がるのが特徴。

6.Mysterious:★★★☆☆
普通の歌謡ハードロック。イマイチ押しが弱い……

7.Dry?:★★★★★
歌詞がエロいけどシャッフル系の演奏が凝っている。
サビ終わり直後に入るタッピングが好き。

8.NEO VENUS:★★☆☆☆
Stare(インディーズ時代の曲)のアンサーソング。
アウトロがラクリマの『THE SCENT』っぽい。

9.seed:★★★★☆
ノリの良いメロディに反して、歌詞はシリアス(テーマは下世話だけど)
Aメロ〜Bメロの同じような展開の後、サビで一気に転調するのが絶妙。

10.シルビア:★★★★☆
ポップながら演奏は重厚。間奏の部分にそれが集約されてると思う。
人によってはアウトロがくどく感じるかも。個人的には締め方が綺麗だからアリかなと。

11.feel the wind:★★★☆☆
非常にポップで分かりやすい。
冒頭の歌詞がCoccoの『雲路の果て』とほとんど同じ。いくらなんでもこれはまずいと思う。

12.shining ray:★★☆☆☆
またまたポップな曲。こちらはより瑞々しいサウンド。
思えばワンピースのタイアップがついたこの曲で知名度が上がったような。

13.マリアの爪痕:★★★★☆
彼らお得意のエロ切ない歌謡ハードロック。
歌メロがイマイチなのが残念。しかしサビ後半の部分は非常に良い。

14.霞みゆく空背にして:★★★☆☆
ちょっとメロコアっぽい、ポジティブなロックナンバー。
歌詞も曲調によく合ってるし、一般受けもしやすいであろう佳曲。

15.Rainy〜愛の調べ〜:★★★★★
メロディが美しい失恋バラード。
ギターがちょっとうるさめなのが気になるけど、名曲。


●DISC2

1.餓えた太陽:★★★☆☆

郷ひろみが歌っても違和感がなさそう。スパニッシュ風味のギターが耳に残る。
曲としてインパクトに欠ける上、微妙な時期に発売されたのも手伝って、他のシングルに比べていまいち印象が薄い。

2.Legend of...:★★★☆☆
ゲームのエンディング曲に使えそうなバラード。
メロディ自体は悪くないけど、後半でうざったいくらい繰り返されるサビに萎え。


●総評
今は特にそうですが、売上が上がるにつれてシングル曲はポップな曲しか持ってこない傾向が強いので、取り立ててこのアルバムを聴く必要はないかと。彼らの真価はアルバム曲にあると思うので。
『Legend of...』も、わざわざ買うかレンタルするかして聴く程の曲でもないし。
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