アーティスト名:BUMP OF CHICKEN
アルバム名:THE LIVING DEAD
発売日:2000/3/25
オリコン最高位:51位
1.Openingアルバムの導入。
ラフメイカーらしき人物が泣いている人に物語(=M-2〜9)を聴かせるという内容。
2.グングニル:★★★★★詞のストーリー性の高さからか、FLASHが製作されそこから人気が出たような。
ワンピースからインスピレーションを受けたらしい、アップテンポのギターロック。
グングニルを初志貫徹とかけたのが巧い。
3.ベストピクチャー:★★★☆☆曲自体は今一つパっとしないが、歌詞は相変わらず素晴らしい。
栄光と自由、貧富のジレンマ。
絵の部分を音楽だったり漫画だったり、他のアーティスティックな物事に置き換えても成立するんですよね。
あと藤原氏はファルセットがあんまり上手じゃないなw
4.続・くだらない唄:★★★★☆『FLAME VEIN』収録曲の続編。
大人になってしまい、現実に疲れた主人公の心情を表してるのか、ファンタジックな表現が目立った前編に比べ、リアルで痛々しい歌詞が目立つ。
音もより重く、どこか疲れきったような感じ。
5.ランプ:★★★☆☆心の中のもう一人の自分に励まされて勇気を振り絞る、といった感じの歌。
下手すればただの痛い人になる所を、藤原ワールドで上手く味付け。
要するに「自分で何とかするしかない」と。
演奏面ではメロの繋ぎで入るギターフェイクぐらいが聴き所。
まぁ彼らの本質は歌詞を伝えることだから演奏は二の次でもいいのかも知れませんが。
6.K:★★★★★グングニル同様、FLASHによって名が知られた名曲。
藤原ストーリーの真骨頂にして最高峰。
感動必至のストーリー、タイトルに込められた意味、隙がないといっても過言ではない。
演奏も素晴らしい。緩急がハッキリとした、疾走感溢れるマイナーチューンに仕上がっている。
7.リリィ:★★★★★ずっと一定の展開を繰り返す曲。
藤原氏の実話?というくらい歌詞がリアル。
詞の中に『バトルクライ』の一節が登場しているのも怪しい。
実話だとしたら余程素敵な女性だったんだなと。至高のラブソング。
8.Ever lasting lie:★★★☆☆愛する女性を取り戻すべく、石油を掘り続ける男とそれを待ち続けた女のストーリー。
客観的には決してハッピーエンドじゃないけど、当人同士にとってはそうじゃないってのが深い。
長い年月を表してるんだろうけど、間奏も曲自体も長すぎる。メロディを工夫してくれれば……
9.グロリアスレボリューション:★★☆☆☆ビクトリーム様ではありません。青春パンクっぽい曲。
そのせいかベースが目立つ(バンプはベースが立ってる曲が結構多いけど)
歌詞の最後に面白いオチ付き。
10.ending全ての物語を聞かせ終わった後の、ラフメイカーの旅立ち。
「そりゃ僕だってねぇ」と、カッコがついてないのがラフメイカーらしいといえばらしい。
●総評FLAME VEINから演奏や歌が特別上手くなった訳じゃないけど、歌詞の重みがグっと増した。
どの曲も歌詞が素晴らしい。幾つもの物語が詰まった一つの本のよう。
泣いている人の為の物語なのに、ハッピーエンドで終わっていない、又は未完の曲が多い。
勿論悪い意味で突っ込んだんじゃなくて。
傑作の名に相応しいアルバムだと思う。