アーティスト名:the pillows
アルバム名:Wake up! Wake up! Wake up!
発売日:2007/5/2
オリコン最高位:14位
1.Wake up! dodo:★★★☆☆70〜80年代のロックンロール、といった趣き。
人によっては地味に感じると思う。
2.YOUNGSTER(Kent Arrow):★★★☆☆ビークルの『HIT IN THE USA』みたいなリフが特徴。
五月晴れのように乾いた明るさが心地良い。
3.プロポーズ:★★☆☆☆B級っぽい言い回しの歌詞が面白い。
が、曲としては地味、というか平坦。
4.スケアクロウ:★★★★☆エモーショナルで非常によろしい。夕暮れ時特有の匂いが本当に漂ってきそうな。
伸びのあるVo.も○。
5.BOAT HOUSE:★★★☆☆少しこっ恥ずかしいくらい歌詞がロマンチック。
でも売れ線の下らん純愛ソングよりよほどいい。
6.プレジャー・ソング:★★★★☆シンプル志向のこのアルバムにおいて珍しく(?)ツインギターを立てた作り。
キャッチーな耳触りで、シングルで切られてもおかしくなさそう。
前の歌と微妙に繋がってそうな歌詞が面白い。こういう前向きさは好き。
7.シリアス・プラン:★★★☆☆ハンモックに揺られてバカンスしてるような曲。
このクセになりそうな気怠さは危険。ただ歌メロはどこかで聴いたようなメロディでもある。
8.Skinny Blues:★★★☆☆意味があるのかないのかよく分からない詞を、ノリの良いサウンドに乗せて歌う。
ライヴで盛り上がりそうな曲かな。
9.プライベート・キングダム:★★☆☆☆「猿を家来に〜」など、何気にかなり黒い歌詞は好きだけど、サウンドにフックが欲しい。
口笛を相手のように入れたり工夫はされてるんですけど。
10.Century Creepers(Voice of the Proteus):★★★☆☆M-8系の疾走ギターロック。
サビで歌い方が熱くなるのがカッコ良い。
11.Sweet Baggy Days:★★★★☆猫、音楽と、M-5に通じるキーワードが。
まさかこの曲が結末?だとしたら悲しすぎる。
「たった一人キミを思い出す 死ぬ直前の人間を気取って」が余りに切ない。
●総評彼らのアルバムをちゃんと聴いたのはこれが始めて。
シンセなどは使わずほぼバンドサウンドのみで、音の構成はとてもシンプル。
それでもきちんと曲にバリエーションを持たせているのは偉い。
歌詞の方もシンプルというか、余計な表現をザクザク削いでいる印象を受けた。
いい意味でさらりと聴きたいアルバム。
彼らは玄人好みの代表格みたいな扱いをされることが多いようですが、その理由も何となく納得。
シンプルでメロディも結構キャッチーだけど、どこかとっつきにくいというか、聴き手を突き放してるような感じがあるというか。デレツン?
どちらかというと洋楽リスナーや海外で受けそうなサウンドかなと。